施術時間について

  • お着替えの時間は施術時間に含まれません
  • お客様がベッドにうつ伏せになり、タオルをかけ、施術が始められる状態になってからスタートします。
  • 一部クーポン(例:ご来店から60分など)は例外です。指示がある場合はその通りに行ってください。

足湯の扱い

  • 足つぼコースの足湯時間は施術時間に含まれません
  • 施術開始から時間をカウントします。

施術前の準備・確認

  • 商材・道具・備品は所定の場所から持ち出す。自分のもの・お客さま持ち込みのものは原則使わない
  • 皮膚疾患・怪我・体調不良が見られる場合は無理に施術せず、施術範囲を明確に説明してお断りや制限を伝える。
  • アクセサリー類(ネックレス・ピアス等)は必ず外していただく。タオルに引っかかる恐れがあるため。

スーツ・コート類の扱い

冬場はコート類でハンガーが不足することある。その際は「ハンガーお持ちしましょうか?」と一声かけ、ハンガーを渡す

施術における衛生管理・安全対策

スタッフの健康状態が最優先です。咳が止まらない、体調がすぐれないなど、お客様が不安に思うような状態のときは施術を行わないでください。

他のスタッフへの感染防止のためにも、日頃から体調管理・睡眠・食事に気を配りましょう。

手洗い・手指消毒はお客様ごとに必ず実施します。特にオイル・足つぼなど素肌に触れるメニューが多いため、衛生面を徹底してください。

爪は短く整え、手元を清潔に保ちます。

当店では自然療法の香りを重視しているため、強い香りの柔軟剤・香水・ハンドクリームは使用禁止とします。

マスク着用は任意ですが、施術中に咳や会話が多い場合は着用を推奨します。

設備の衛生管理

枕・フェイスホールまわりは、呼気や汗・皮脂がつきやすいため、お客様ごとに必ずアルコールまたは除菌スプレーで拭き取り、乾燥させてください。

よもぎ蒸し椅子は、座面・脚部・床面すべてをアルコールで拭き取り、湿気を残さないようにします。

鏡や化粧水スプレーなど、お客様が手に触れる箇所も指紋やベタつきを残さないよう確認します。

電気毛布の使用

  • 施術前後に電源のON/OFFと温度を必ず確認します。
  • 長時間の加熱はのぼせ・火傷の原因となるため、施術が連続しない場合は必ず電源を切ってください。
  • コンセントが足元に出ているとつまずきやすいため、配線位置を毎回確認します。

🔸清潔さと安全への配慮が、癒しの信頼を生みます。

タオル・リネン・お着替えの扱い

  • お客様が一度使用したお着替えは再使用禁止。毎回洗濯済みのものを提供します。
  • 男性用はウエストゴム・紐・ポケットにゴミがついていないか
    女性用は胸元ゴム・布の乾き具合・匂いをチェックします。
  • フェイスタオル・体用・足用は色で区別し、混同しないようにします。
  • 使用済みタオルは床や台に置かず、専用バスケットへ
  • 洗剤・柔軟剤の使用ルールは店舗ごとの基準に従ってください。
  • ベッドメイキング時は、シワ・糸くず・髪の毛・埃を除去。タオルが整っていることは“おもてなし”の基本です。

🔸しわ一つの有無で「迎え入れられているか」の印象が変わります。

精油・よもぎ・ハーブの取り扱い基準

  • 精油は種類ごとに保管し、古いものを手前に、新しいものを奥に。
  • 開封日・ロット番号を記録し、1年を超えたものには先出しシールを貼るなど管理を徹底します。
  • 保管は高温・直射日光を避け、涼しく暗い場所に保管
  • 妊娠・授乳・皮膚疾患のある方には必ず事前確認を行い、禁忌精油を使用しないようにします。
  • 出血や皮膚炎などの部位には触れず、「この部分は避けて行いますね」と一言添えましょう。
  • 精油が酸化すると香りが変質し、かえって不快に感じられるため、酸化チェックを定期的におこなってください。酸化した精油はディフューザーに利用

🔸素材の良さを守るのは、施術者の扱い方次第です。

お客様への接触・声かけの基本マナー

  • 施術前後の挨拶は、目を見て・穏やかに・短く丁寧に
     例:「これから始めていきますね。よろしくお願いします。」
  • 触れる前に「失礼いたします」「温度いかがですか?」と必ず一言添えます。
  • 会話はお客様のペースに合わせ、沈黙を恐れず、眠っている場合は静かに進行します。
  • 終了時は「ありがとうございました」で締めくくり、
     「お疲れ様でした」は使いません。
  • 力加減の確認は施術中に行うのが基本です。
     施術後に「お力加減はいかがでしたか?」と聞くのは避けましょう。
     代わりに、「肩のあたりは強めに入れましたが、違和感ありませんでしたか?」など、
     具体的な箇所を挙げて確認します。

🔸「言葉の使い方」と「間(ま)」が、お客様の安心感をつくります。