| シーン | 伝えるべきポイント |
|---|---|
| 初回カウンセリング | 「ご体調・女性特有のお悩みは無理のない範囲で」 |
| 説明時 | 「温め方や発汗について」 |
| デメリット説明 | 「人によってはおしっこが増える、だるさが出ることも」 |
| 経皮吸収やSNS | 「あくまで温熱・香りによるケア。」 |
1.初回ご来店時の接客フロー
① ご挨拶とご案内
「こんにちは。本日はご来店ありがとうございます。」
QRコードをご案内:「こちらからカウンセリングのご入力をお願いします。」
「入力が終わりましたら、送信ボタンを押してください。」
② カウンセリング確認・自己紹介
「ご入力ありがとうございました。本日担当いたします〇〇です。よろしくお願いいたします。」
冷え、肩こり、女性のお悩みなど、入力内容に応じて確認
2.よもぎ蒸しとは(お客様への説明用)
● 基本の仕組み
よもぎ蒸しは、椅子の下から出る蒸気をマントの中に閉じ込めて、下半身を中心に全身を温める温活ケアです。
蒸気にはよもぎや季節のハーブが使用されており、最後は顔にも蒸気を当て、香りの作用や粘膜からの穏やかな吸収も期待できます。
● お客様の声(例)
「眠りの質が良くなった」
「生理痛や周期が安定した」
「お通じがスムーズになった」
など嬉しいお声を頂いてます。
3.体の反応と注意点
よもぎ蒸しの後に「ちょっと眠くなる」「だるさを感じる」ことがありますが、これは温まって血の巡りが良くなったことで、筋肉に溜まっていた疲労物質や熱の反応が出てきたものです。
温泉などでも「湯あたり」「湯おこし」と言われるように、急な血流の変化が体に現れることがありますが、通常はすぐに落ち着きますので、水分を取ってゆっくりお休みくださいね。
その他↓
① おしっこが増えることがある?
➡ 温熱刺激で骨盤まわりの血流が良くなり、膀胱が刺激されることで排尿反射が起こりやすくなる場合があります。
【医学的視点】:副交感神経の優位化や筋緊張のゆるみにより自然な反応と考えられます。
② においが気になる方も?
➡ 膣まわりの蒸気刺激で汗や尿の匂いが強調されることもあります。ご不安な方はオリモノシートなどのご用意をおすすめしています。
【補足】:においの元は常在菌や皮膚バリアとの関係があり、清潔に保つことで問題ありません。
③ だるさや眠気が出ることがある?
➡ 筋肉の緊張がほぐれた際、発痛物質が一時的に流れることで軽い倦怠感を感じることがあります。
【医学的根拠】:ヒスタミン・ブラジキニンなどが関与している可能性があります。
④ デリケートゾーンへの過度な刺激はNG
➡ 熱がこもると、粘膜がヒリヒリする・炎症を起こす可能性があります。
特に、座り方によって椅子の穴をふさいでしまうと危険です。
【重要】:当店では「仙骨(おしり側)」「足元」からの温めを基本とし、粘膜集中型のよもぎ蒸しは推奨しておりません。
「経皮吸収」についての正しい理解
「ハーブ成分をデリケートゾーンから吸収する」という表現を見かけることがありますが、
実際には皮膚や粘膜の吸収率は極めて限定的であり、体への影響を断言できるものではありません。
よもぎ蒸しの主な効果は、温熱刺激による血行促進・リラックス・発汗による代謝サポート
ハーブの香り成分による心身への穏やかな刺激(アロマテラピー的作用)が期待されます。
SNSなどの誤解を招く情報には注意が必要です。