【喘息・呼吸器疾患のある方へ】

アロマの香りは心身をリラックスさせる一方で、揮発成分が気道を刺激する場合があります。
特に、喘息や咳が出やすい体質の方は、以下の点にご注意ください。

■ 使用を避けたほうがよい精油

刺激が強く、気道を刺激する可能性のある精油です。

  • ペパーミント(メントール刺激)
  • ユーカリ(1,8-シネオール含有)
  • ローズマリー(カンファー・シネオール含有)
  • ティートゥリー(刺激を感じる方もいます)
  • カユプテ・ニアウリなどの呼吸器系精油

これらは一般的に「呼吸を楽にする」と言われる精油ですが、
実際には揮発成分の刺激によって咳や喘鳴を誘発することがあります。
特に発作が出やすい方、吸入薬を使用している方は注意が必要です。

メモ

経験則から
更年期+喘息など、自律神経が乱れやすい方は以下の精油を避けた方が良い。
理由は、副交感神経が深くなりすぎることで、気道が緩み、咳反射が出やすい。

ホウショウ・ラベンダー・フランキンセンス

使用しても下半身のみに使用

■ 安全に使いやすい精油(穏やかなタイプ)

比較的刺激が少なく、リラックス目的で使いやすい精油です。

  • ラベンダー(真正ラベンダー)
  • ローマンカモミール
  • ゼラニウム
  • フランキンセンス
  • サンダルウッド

これらは副交感神経を整え、呼吸を深くゆるめる作用が期待できます。

メモ

国産精油で使うなら 抽出部位 葉 (杉・檜)が使いやすい